超星艦隊セイザーX

第37話「拓人、闇の中へ」

たっくんとレミーはネオデスカル艦内でネオデスカル&バレーダと直接対決。パトラの助けもあってライオン1を取り返すも、レミーは未来が変わった後のシャーク隊長のことを思って躊躇。またネオデスカルに奪われてしまいました。これはレミーの心の中のデリケートな問題ですからね。
ドリルアングラー、ウインドイーグル、マグナビートの共闘で恐獣ダークゲランを撃破!…と思いきや、巨大化して復活。たっくんはひとり、恐獣の体内へ。そこで闇の自分自身の姿・ブラックライオと対峙する。闇で支配してすべてがひとつになれば争いも消えると言うネオデスカルに、
「すべてをひとつにしちゃいけないんだ!」
みんなそれぞれ違うからこそ、分かり合えたときが何よりも嬉しい。たっくん、格好良すぎです。よくぞここまで成長してくれました。決して完璧なヒーローではなかった拓人が、これまでの戦いや出会いの中で得られた経験から辿り着いた言葉だからこそ、共感もできるし説得力もあります。
セイザーXのメカが次々と侵蝕されて動かなくなり、残るはレミーが操縦するグレートライオのみ。そして、未来はシャーク隊長に選ばれた子供達とブレアード、そして宗二郎さんの孫に託されました。次回は最終回「友情は時空を越えて…」。今はただ、覚悟してその時を待つだけです。