ギャルサー 第11話(最終回)

爆破に巻き込まれた進之助(藤木直人)を助けるために、アリゾナからやって来たジェロニモ古田新太)の指示で救いの儀式に必要な5つのアイテムを探すことに。サキ(戸田恵梨香)とシズカ(佐津川愛美)とスミレ(奈津子)は一番高い空を飛ぶ鳥の羽、レミ(鈴木えみ)とリカ(岩佐真悠子)とラン(西田奈津美)は一番深い海で眠る貝がら、ナギサ(新垣結衣)とユリカ(矢口真里)は一番急な崖に咲く花、シオリ(松山まみ)たちは一番青い羽を持つ「ちっちぇ〜」蝶をゲット。喫茶店クリフォードのマスター(生瀬勝久)が作った一番美しく飛ぶブーメランと合わせて、進之助が奇跡の復活。そして、アリゾナに帰りました…。
三年後。一ノ瀬(佐藤隆太)とレミが結婚して子供(進之助)が産まれてる? そして、遂にイモコの正体が判明。実は進之助自身だったというオチでした。
全編通しての感想。いやー、現実離れな設定をフルに活かした見事な展開だったと思います。今時、ゴールデンタイムでカウボーイやインディアンが活躍するドラマを見られるなんて、まだまだ世の中捨てたモンじゃないですね(?) でも、単に奇をてらっただけじゃなく、純粋な進之助から発せられるひとつひとつの言葉が、登場人物ひいては視聴者の常識を見直す切っ掛けになるという…良心のたくさん詰まったドラマでした。ドラマ好きな人ほど見た方がいいと思いますよ?
シオリのゆで卵の謎も最後の最後で明かされてメデタシメデタシ。え? そんなシーンなかったって? いえいえ、三年後のラストシーンでの格好を見れば、ねぇ。鶏卵農家の娘で卵食べ放題、今は実家の手伝いをしているってことですよね? ていうか、セイザーXギャルサーも、ラストシーンの衣装が作業着って(笑)